家を買う理由第一位の「家賃がもったいない」についての考察

ある不動産サイトに家を買う理由のランキングが載っていました。
1位:賃貸では家賃がもったいないと思った(33%)
2位:家が狭くなった(15.5%)
3位:子供ができる(できた)(10.3%)
4位:もっと便利な場所に住み たくなった(9.3%)
5位:金利や相場が買い時だと思った(8.7%)
6位:結婚する(した)(7.4%)
7位:社宅・寮を出る/転勤・転職する(6.3%)
8位:もっと教育環境が良い場所に住みたくなった(5.2%)
9位:魅力的な物件の広告を見かけた(4.1%)

全体の3割を占める方が毎月払っている家賃がもったいないと感じているから、家を買いたいと考えているとは、ちょっとびっくりしました。

我々、不動産業者にとって、特に投資用不動産を販売するものにとっては、持ち家を買うということは借金をお金を出して買うということと同類です。

確かに資産は残りますが、マンションの場合は建物が減価償却されていきますので僅かな土地の持分しか残りません。将来的には処分しにくい資産となります。中古マンションはまだしも、新築マンションは買った瞬間に1割減、1年後には2割減の目減りとなります。

例えば新築マンションを買ってすぐに、会社の都合などで転勤にでもなった場合、住宅ローンの残債に見合う金額で売却することなど到底できません。運良く、賃貸物件として運用できればいいのですが、収入はあまり期待できないでしょう。

一戸建ての場合は土地が残るから将来的には建物を壊して売却が可能です。但し、更地にしていくらで売却できるのかを考えて新築の一戸建てを買う方はほとんどいないでしょう。

もし、新築住宅を買う場合、3,000万円のローンを35年返済で組んだと仮定します。

変動金利の平均的な金利1.475%で計算すると返済総額は40,785,177円。
固定金利の平均的な金利3.5%で計算するなら返済総額は52,074,257円となります。

3,000万円で買った家は実は4,000~5,000万円もする買い物となるのです。

もちろん毎年の固定資産税や修繕費などが別途かかりますので、総額はもっと膨らみます。

持ち家を買う場合の総費用を考えてみると、「家賃がもったいないから家を買う」という理由は理解しがたいですよね。では、家を買う場合はどのような物件を買ったらいいのでしょうか?

私が家を買うとするなら(新築マンションは絶対に買いませんが)賃貸物件としても利益が得られる物件にしますし、そのようなローンの組み方をします。

そんな物件はあるわけないよと思われるかもしれませんが、見つからないのならば買いません。それほど持ち家を買うということはメリットを見いだせないと思っているからです。

それでも家が欲しいという方は信頼をおける不動産業者に相談することをお勧めしますし、このブログの中でも機会があれば持ち家の買い方のポイントを書いていきますので参考になればと思います。

 

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