流動性リスクとは「すぐに売ることができないこと」です。不動産というものは、株のように「どれでも同じ」というものではないため、買い手も慎重にならざるをえません。また、手続き上の流れも複雑ですので「売りたい」と思ってもすぐに売れないというリスクがあります。
流動性(りゅうどうせい)とは、売買のしやすさや売買量の事を指し、流動性リスクとはこうした流動性が低いことにより売りたくても売れないリスクや売れても金額が安くなってしまうリスクの事を指します。
※参考「流動性リスクとは」
不動産投資というものは比較的流動性が低いとされています。基本的には売りたい人と買いたい人の直接取引(不動産業者が仲介する場合を含む)が中心となり、売買の金額も、株式投資などと比較すると高額になるため、ポンポンと売買が成立する状況ではないためです。
では流動性が低いということはどのような問題があるのかというと、
売りたいときに売れないということです。
もし何らかの事情により収益物件を売却したいという場合に売れないリスクというものがあります。例えば、何らかの事情で物件を売却しなければならない場合が挙げられます。適正な価格での買い手が現れるまで待つことができないのであれば、適正でない価格でも売らなくてはならいというケースが出てくる可能性があります。 (市場価格よりも安い値段であれば買い手が見つけやすいため)しかし、多くの不動産投資家はローンを利用して物件を購入されていると思われますので、もし残債よりも低い売却価格となった場合には、手出しが発生してしまいます。
同じ不動産投資でも「J-REIT」などは流動性が高く換金しやすいものですが、アパート経営、マンション投資、ビル投資などの現物資産に投資される場合は、元金化には最低でも3ヶ月程度の期間をみておくべきでしょう。
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「不動産投資の流動性リスクについて」への1件のフィードバック
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